神奈川の米「はるみ」を紹介します。
神奈川は、お米の生産量が47都道府県で沖縄県、東京都についで第45位とあまり生産されていない県です。
しかし神奈川県生まれである「はるみ」は2017年と2018年に食味ランキング特Aを獲得し新潟県魚沼産コシヒカリや山形県産つや姫等と並ぶほどの評価を受けています。
2023年食味ランキングにおいてもA評価を受けているほど、生産量は低いものの高い評価を受けています。
神奈川が産んだブランド米「はるみ」とは
神奈川が産んだ「はるみ」とはどのようなお米でしょう!
はるみの誕生秘話
はるみは1995年から開発が始まりました。
その頃神奈川県は主に「キヌヒカリ」という品種が多く育てられていましたが、キヌヒカリは収穫期に雨が続くと稲穂から芽が出やすく、見た目が悪くなるという弱点がありました。
この弱点を克服するためキヌヒカリとコシヒカリを交配したお米「はるみ」が誕生しました。
そして2014年に品種登録されました。
はるみの特徴
コシヒカリ系統の強い粘りと甘み、またお肉との相性が良く晩ごはん向きのお米です。
また冷めても硬くなりにくいのでおにぎりにも適しています。
はるみを食べてみる
実際にはるみと食べてみます。
今回のはるみは小田原産のはるみです。
新米なので水加減は少し少なめにします。
はるみを炊いてみます。
艶があり香りも高いです。
食べてみたいと思います。
うん
甘みが強いです!
チャートではコシヒカリのほうが高いと表示されていますが、コシヒカリにも負けない強い甘みです。
粘り気はキヌヒカリの系統を引き継いでいるのか、粘りはコシヒカリのほうが強い印象です!
表面にぬめりがあって、ぬめりからお米の香りと旨味が感じられます。
お米が好きな方にはぜひ神奈川県ブランド米「はるみ」を食べてもらいたいですね!
まとめ
神奈川県は生産量はすくないが美味しいお米があるということがわかりました。
なぜ神奈川県に美味しいお米があるかと考えるとお米の三つの条件
- 澄んだ美味しい水(相模川、酒匂川)
- 優れた土壌、
- 昼夜の寒暖差
が揃っているのではないかと考えられます。
しかも小田原は農地改革をした二宮金次郎発祥の地として有名です。
もしかしたら神奈川は農地が少ないだけであって実は可能性の秘めた地域なのかもしれません。