無題日本で珍しい長粒種のお米ホシユタカは美味しい?ホシユタカの特徴をご紹介!

こんにちわ〜

お米ソムリエのしげおです。

お米って種類がたくさんあって迷いますよね!

今回はとても珍しいお米「ホシユタカ」をご紹介いたします。

ホシユタカは日本でゆういつ長粒種(お米が長い形でタイ米に近い粘り気の少ないお米)をご紹介いたします。

ぜひ参考にしてみてください。

田んぼではすくすくと稲が育っています!

こんにちは、お米ソムリエのしげおです。

皆さんお米を食べていますか?

お米で料理は変わります。

和食に合うお米、チャーハンに合うお米、リゾットやカレーに合うお米があります。

日本人はお米が主食です。

お米を食べるために料理が作られているとも言えます。

様々な料理に合わせたお米づくり

近年日本では、レストランだけでなく、家庭の食卓も料理が多様化しています。

料理に合うお米を作りたいという思いから、お米は品種改良され、今やお米の品種は300種類を超えています。

品種改良は農家さんの努力の賜物ですね。

農家さんは理想のお米を作るため日々努力し、今後もお米の品種は増えていくと思います。

日本でも珍しい長粒種「ホシユタカ」

日本で栽培されているお米は「ジャポニカ米」といわれ、お米を炊くと甘みと粘り気、ツヤが出るのが特徴です。

ジャポニカ米は日本、朝鮮半島及び中国北東部で栽培されています。

しかし世界で一番栽培されているお米は「インディカ米」と言われている長粒種(お米が細長い形をしているお米)で生産量の8割が「インディカ米」です。

ジャポニカ米は日本人の好みに合い、和食の発展とともにジャポニカ米が定着していきました。

現在料理の多様化とともに、様々なお米の品種が生まれてきましたが、その多くはジャポニカ米で、インディカ米のような「長粒種」の開発はされてきませんでした。

なぜ開発されなかったのかはわかりませんが、私の個人的なイメージですが、インディカ米は美味しくないというイメージがあります。そのため本格的な開発が行われてこなかったと考えられます。

長粒種と言われるインディカ米の特徴は、粘り気が少なくさっぱりしているので、和食文化の定着した日本人の好みとは違い、長粒種は、和食の特徴、口の中でお米とおかずを混ぜ合わせる口中調味に適さないお米です。

しかし料理の多様化により、和食以外のチャーハンやパエリヤ、リゾットといった料理によく合うお米、長粒種のお米を本格的に作りたいという思いから「ホシユタカ」が誕生しました。

ホシユタカの誕生秘話

世界の8割の生産量を誇るインディカ米を日本人向けに生産できればもっと食卓は豊かになるという思いからホシユタカは開発されました。

ホシユタカは昭和62年、粘り気の少ない品種の「中国55号」と「KC89」を交配して作られました。

その後平成24年に試験栽培が始まり、平成26年に「ホシユタカ」産地品名登録され販売が開始されました。

ホシユタカとインディカ米の違い

では実際にお米を見てみましょう。

こちらがインディカ米です。

長粒種と言われるだけあって細長い形状をしています。

透明感があり、美味しいそうです!

またインディカ米には独特な香ばしい香りがありますね。

ポップコーンをイメージさせる香りです!日本人にとって好き嫌いがありそうな印象を受けます。

ではホシユタカはどうでしょう。

インディカ米に比べるとお米は丸い印象です。

しかしインディカ米のようなポップコーンのような独特な香りはしないです。

日本人向けに作られた努力を感じます。

それではインディカ米を炊いてみます。

今回は

炊飯器で炊きました。

インディカ米はお米を研いだり吸水は必要ないので、お米を軽く洗い炊飯します。

水とお米の割合は1:1でお米一合(150㌘)で180mlの水で炊飯します。

炊くとさらにお米が細長くなります。

独特な香りも残りますね!

個人的にはこの香りがとても好きです。

食べてみると、お米の粒感が強く、食べごたえのあるお米です。

粒を噛むと若干の甘みも感じ、美味しいと感じました。

味や香が強いエスニック料理や香辛料を使った料理にすごく合うと思います。

ではホシユタカを炊いてみます。

ホシユタカはインディカ米と違い、通常通りお米を研ぎ、40分ほど吸水し炊飯します。水加減は200mlで炊飯しました。

炊いてみると長粒種の特徴がよく出ます。

香りもとても良いです!

普通のお米と思い食べてみるとやはり長粒種の特徴であるさっぱりした食味です。

長粒種の特徴のお米の粒感が噛みごたえがあるので、ご飯自体に味をつける料理、チャーハン、リゾットやカレーに合わせるととても美味しいと思います。

ご飯にスープを吸わせながら食べたら美味しそうなので今回はグリーンカレーにしていただきました。

うん!

お米の粒感がたまらないです。

お米を噛みしめるとグリーンカレーの香辛料の風味がジュワーっとあふれます!

美味しくてあっという間に完食してしまいました!

まとめ

個人的に長粒種のお米は美味しくないというイメージを持っていましたが、そのイメージは崩れました。

ご飯として食べるとやはり粘り気がなく、パサパサしているので美味しくないと思ってしまいますが、お米に合う料理と食べると長粒種の美味しさに気付きます。

日本でも美味しい長粒種が生まれもっと食卓が豊かになる、まさに長粒種の星「星豊=ホシユタカ」皆様もぜひ食べてみてください。

もっと日本のお米を食べよう!

ではまた!

お米資格取得講座卒業・修了証明 お米ソムリエ®資格認定試験資格保持証明

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