新潟産コシヒカリってどんな味?産地によって違いがある?特徴や味をご紹介
日本で栽培されているお米の品種は300種類と言われています。
日本で栽培されているお米で一番栽培されている品種はもちろんコシヒカリです。
2位のひとめぼれに大差をつけて北海道と沖縄を除く全国で栽培されているお米です。
なぜコシヒカリは人気があるのでしょうか?
コシヒカリの誕生秘話!
コシヒカリは、昭和31年に品種登録をされたお米で、日本一美味しいお米を作りたいという目的で作られました。
コシヒカリは当時、東日本と西日本で一番美味しいと言われていたお米をかけあわせて作られたと言われています。
新潟県の食味の良い「農林1号」と兵庫県で作られた病気に強い「農林22号」をかけあわせた品種です。
コシヒカリは美味しいことに加え広い地域での栽培に適していること、また日本人の好みに合うことから全国で栽培されました。
コシヒカリの名前の由来は?
コシヒカリの名前の由来は、日本一美味しいお米を目指して作られ、「越の国」(現在の北陸をさしている)に光り輝くお米になることをイメージして「越光=コシヒカリ」と名付けられました。
コシヒカリの特徴
コシヒカリは粒が大きく、粘り気が強いという特徴があります。
また甘み、旨味、炊きあがりの香り、ツヤが強く、日本人の好みにあったお米です。
コシヒカリはお漬物などのご飯のお供によく合います。
また特に和食に合います。
和食の発展は口の中でご飯とおかずを混ぜ合わせて食べる「口中調味」によって発展したと言われ、コシヒカリは「口中調味」に適したお米とも言えます。
日本一のお米コシヒカリ
コシヒカリは日本人の好みに合い、広い地域での栽培に適しており、全国で栽培されていきました。コシヒカリは日本人の好みに合うことから、その後の品種改良のほとんどが、コシヒカリをかけあわせて作られています。
コシヒカリはまさに日本一のお米です。
産地によるコシヒカリの違いはあるの?
産地によって味の違いはあります。
美味しいお米の条件は3つあります。
- 昼夜の寒暖差
- 美味しい水
- 土壌
です。
この条件で、全国で作られるコシヒカリの食味に違いが出てきます。
コシヒカリで有名な品種はやはり「魚沼産コシヒカリ」です。
コシヒカリの品種の中でも「魚沼産コシヒカリ」は特に有名で、一つの品種として確立しています。
魚沼という地域は美味しいお米の条件が整っていると考えられます。
新潟産コシヒカリの美味しさの秘訣は?
新潟産コシヒカリはお米の条件から考えると条件は整っていると思います。
昼夜の寒暖差、信濃川や阿賀野川の水流、大きな川が運んでくる肥沃な土壌は美味しいお米の条件を満たしています。
そしてもう一つ新潟産のコシヒカリには、美味しいお米づくりの伝統があります。
美味しいお米の条件以外にも、農家さんの惜しみない努力が一番です。
伝統的に受け継がれた情報が美味しいお米づくりに生かされています。
新潟産コシヒカリを食べます。
新潟産コシヒカリはやはり粒が大きいですね!
全体的にふっくらした粒です。
お米はしっかりと計り、研ぐ際には手早くします。
お米を研ぐのも料理の一つの過程です。
お米を洗うときには洗い過ぎに注意です。
うっすらお米が見える程度にお米を研ぎます。
では吸水して炊飯します。
とてもいい香りがします。
粒もしっかり、艶もいいですね!
これだけでもごちそうです。
いただきます。
うん!
口に入れた途端お米の香りが鼻から抜けます。
お米を噛むと
う〜ん!
粘り気が強く、噛めば噛むほど甘みと旨味が出てきます。
本当にいい粘り、口の中でもちもちの食感で強い甘みを感じます!
粒感もいいので、噛みごたえ、喉越しも最高です!
たくわんをかじってお米を頬張るともうそれだけで何もいらないです!
たくわんの塩分と、お米の甘み、旨味、香り、「うまい!」
いやー日本人っていいですね。
新潟産コシヒカリ、本当に美味しいです。
まとめ
新潟産コシヒカリは美味しいお米の条件がそろっているだけあって、本当に美味しいお米でした。
お米の香り、ツヤ、粘り気、甘み、日本人に合う美味しいお米だと思います。
美味しい新潟産コシヒカリは、美味しいお米の条件が整っているだけではなく、農家さんの努力の賜物だと感じました。
お米は美味しい上に、健康食です。
もっともっとお米を食べて、日本のお米産業を盛り上げて行きましょう。