宮城県産ひとめぼれの特徴は?美味しく食べるには?
宮城県産ひとめぼれをご紹介します。
こんにちわ〜
お米ソムリエのしげおです。
一つ質問します!
あなたの好きなお米はなんですか?
水加減は?
浸水時間は?
と質問され答えられる方はなかなかいないと思います。
お米って種類や産地によって味が変わってきます。
また炊き方や浸水時間など変わってきます
そこでお米を美味しく食べるための参考にしてもらうために記事にしました。
今回私のおすすめのお米「宮城県産ひとめぼれ」をご紹介いたします。
以前日本一早い新米「石垣島産ひとめぼれ」をご紹介しました。
日本一早い新米!沖縄県石垣島のひとめぼれを食べてみよう!
梅雨が明けて太陽の光をしっかり浴びて、稲はすくすく育っています。 早いところでは新米が収穫されています。 真夏に新米が食べれるのは嬉しいですね。 今回は日本一早い…
では宮城県産ひとめぼれ
味は?
特徴は?
美味しく食べるには?
宮城県産ひとめぼれの疑問点を解決します。
この記事は5分ほどで読み終わります。
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
ひとめぼれの特徴、誕生秘話
品種の数だけ農家さんの想いがあります。
ひとめぼれはどのように誕生したのでしょう?
またひとめぼれの特徴はどのような特徴をもっているのでしょうか?
ひとめぼれの誕生秘話
ひとめぼれはコシヒカリと初星をかけあわせ、平成3年に栽培が始まり平成4年に品種登録されたお米です。
今では栽培がされやすいことから、全国で栽培され、コシヒカリの次に作付面積の多い品種となっています。
ひとめぼれの生まれは、宮城県古川農業試験場で、宮城県の気候風土にあった品種として開発されました。
その結果、過去の食味ランキングでは2018年〜2020年、3年連続で特Aを獲得し、2021年〜2023年はAを獲得しています。
まさに地域の栽培に適した素晴らしい品種です。
ひとめぼれの特徴は
ひとめぼれの特徴は
- お米の艶
- 適度な粘り
- さっぱりとした口あたり
の特徴を持ったバランス型のお米です。
バランスの良いお米は水加減によって「しっかりとした食感」「やわらかい食感」のどちらにも対応できるため、最近の新品種はバランス型のお米が多く開発されています。
バランスの良いお米なので家庭から業務用向けに幅広く販売されています。
食味チャートを見ると甘さが強く食感は真ん中になっています。
参考に見てみてください。
ひとめぼれの名前の由来
ひとめぼれの名前の由来は「そのつやと味に“ひとめぼれ”する」です。
栽培が始まった平成3年にひとめぼれの名前を募ったところ全国から38,000件以上の応募があり、その中から「ひとめぼれ」が採用されました。
また名前には「全国の皆さんにも愛してほしい」と込められているそうです。
素敵な想いが込められていますね!
宮城県産ひとめぼれの美味しい炊き方
個人的にはひとめぼれは私の好きなお米の一つです。
毎日食べても飽きないお米で、適度な粘りがあり噛むと甘みが増してきます。
私のおすすめの炊き方はやはり、標準より少しだけ水加減を少なくすることです。
柔らかいひとめぼれを少し硬めに炊くことで、食べごたえも増し、さらにおにぎりやお弁当に最適になります。
今回の水加減は195mlで浸水時間は60分にしています。
お米を美味しくするご飯の炊き方
- 正確に量る(お米を水加減)
- お米の汚れを洗う(2回実施)
- 研ぐ
- すすぐ(研ぐ、すすぐを2回実施)
- 浸水させる(冷蔵庫に入れることをおすすめします。)
- 炊く
- 蒸らす(15分ほど)
- ほぐす
です。
特にほぐす工程は蒸らし終わった直後に蓋を空けて、底のご飯が上に来るように優しくひっくり返します。
蒸らしが終わった直後に蓋を空けることがご飯を美味しくさせるコツです。
蓋を空けずに保温していると、蓋についた水分がご飯の中に入ってしまい水っぽいご飯になってしまいます。
できればご飯が炊きあがるときには近くにいるようにしましょう。
宮城県産ひとめぼれ食べてみよう
炊きあがりました。
艶があり見た目からとても美味しそうです。
一口食べてみるとまず香りが口の中に広がります。
少し硬めの水加減にしたので、ねっとりした舌触りがおさえられていますが、コシヒカリ所以の粘り気は十分に感じられます。
そしてガツンとくる甘みではなく、噛めば噛むほどジュワーと押し寄せてくる甘みはたまりません!
今回は硬めに炊いたひとめぼれをおにぎりにしてみました。
「枝豆と塩昆布のおにぎり」
冷えても味が落ちないひとめぼれはおにぎりに最適です。(形はとっても悪いですが・・・)
まとめ
宮城県産ひとめぼれはバランスの良いお米で、艶があり、程よい口当たりでどんな料理にもあうお米です。
またひとめぼれの名前にも深い意味が込められており、地域に愛されているお米だと感じました。
今では作付面積がコシヒカリに次ぐ第2位となっており、日本中で愛されているお米となりました。
宮城県産ひとめぼれが気になったかたぜひ食べてみてください!
「ひひとぼれ」に「一目惚れ」してみてください!